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受信趣味を楽しむ前に知っておくこと


受信ライフを効果的にするために…

受信の趣味を始めた場合や好きになってからは、いろいろ疑問が湧いてくるものです

特に受信機をどんなものを選べばいいのかなどはその典型的なものだと思います

受信機選びは楽しくもあり大変なことです
でも、以下のような手順に従って候補受信機を選択・分析・調査すれば
たくさんあって迷っていたものがかなり絞られてくるようになるはずです

そしてチャンスがあればどこか店頭展示している店へ行って触って感触を確かめてください
これからの愛機になる受信機ですから、内容や性能もともかく、しっくりくることが大事です





★受信する業種はなにか
★受信したい機種はなにか
★自宅で聞くか、移動して聞くか
★アンテナは立てられるか
★予算はどのくらいあるか
★機械モノの操作は慣れているか


という点になります。
付け加えるならば、周波数表示を確認する必要のある業種の受信には
それ相当のグレードの受信機が必要になるということを知っておいてください。
また意外に気付かないのが電源。
外だけで聞く場合、充電式電池しか使えないと電池切れで困ることがあります。
そして自宅受信では、アンテナを立てないと思ったような受信結果が得られない場合が大半です。
予算はアンテナに半分使っていただきたいと思います。
操作性は使っていくうちに慣れるものですからあまりこだわらないことです。

★受信する業種はなにか

ここにはどのくらいの範囲のものを聞くかも含めたいと思います。
消防無線を聞く、という場合、地元だけでいいのか、他市、他県のものまで聞きたいのかで受信機のグレードは変わってきます。
当然遠くのものまでという場合には多少機能の多いものになります。
また業種によっては地元になく、遠くの局を受信する必要があることも出てきます。
そういうときには受信システムはかなり大がかりになるわけですね。

★受信したい機種はなにか

受信機には周波数表示のない超簡便タイプから周波数表示の有るものまで多種多様です
●携帯型簡便タイプ今は少なくなっていますが、聞多など
●携帯型入門タイプ 鳴物入やMVT-3400
●携帯型スキャナータイプ 鳴物入など
●携帯型広帯域受信機 IC−R5 AX400Bなど
●携帯型広帯域受信機高機能 MVT-9000 AR8200など
●据え置き型普及機 AR3000Aなど
●据え置き型高級機 AR5000 など
こういうタイプの中からふさわしいものを選ぶわけですが、併用は避けてください。
自宅では据え置き型を使って聞いてください。そのほうが性能が安定しています。
携帯型は屋外で受信すると最高性能になるように設計されていますから、据え置き型としては使えないのです。

★自宅で聞くか、移動して聞くか

屋外受信とは発信源に近づいて聞く、というものと
見晴らしのいいところで遠くの無線局を聞くという2通りがあり、
前者と後者では適合する受信機は変わってきます。
自宅でも1階と高層階では受信条件が変わり対応が変わります。
高層階では不要電波を減らすことに苦労することがあります。 1階ではアンテナに苦労することとになります。
★アンテナは立てられるか

屋外はともかく、自宅受信ではアンテナは必需品といいたいところですが、
高層階などでは入力オーバーで
不要電波の妨害(放送電波・他の業務無線)に困ることもありますから
アンテナは小さいほうがいいこともあります。
また地下で受信などという場合にケーブルをどう引き込むかも重要です。
地元だけの電波でいいならテレビのアンテナ端子が壁にあれば
そこからテレビ用と受信用と2分配するという強引な方法もあります。
でもできれば2バンド対応の1メートル前後のGPがベストです。
ディスコーンアンテナはお勧めいたしません。
ディスコーンアンテナは地上高10メートル以上にポールを立てられる場合のみお勧めします。

★予算はどのくらいあるか

1万円そこそこでは新品は無理です。
19800万円程度からが新品の相場です。
ただしアンテナを含めれば3万以上というのが正直なところです。
受信機を中古で、アンテナとケーブルを新品で調達して2万というところが妥当です。
受信機よりもアンテナ・ケーブルのほうに費用を掛けるのが正解です。
屋外受信ではアンテナは伸縮式の5,000円以下のものでかまいません。
受信機は高いからいいということがないのが不思議です。
高いのは多機能なだけなのです。受信性能に大きな違いはありません。
3万円と6万円で6万が2倍多くの無線局が聞こえるということは絶対にありません!
3万円も6万円も同じアンテナならほぼ同じ数の無線局しか聞こえません!
★機械モノの操作は慣れているか

インターネットに入れるくらいの知識があれば機械物の操作はすぐ慣れるに違い有りませんから、
ここでは心配していませんが、たくさんの機種を持つようになると混同するということはありますからそれだけ注意が必要です。

受信スタイルにレベル差がある

受信を楽しんでおられる皆さんのスタイルを5つのスタイルに分類してみました。

◆ビギナー
◆ノーマル
◆ベテラン
◆ヘビーユーザー
◆パワーユーザー


というものです。
各ランクにはそれぞれ特色のある受信スタイルがあるようなのです。
◆ビギナー
無線雑誌に掲載された周波数データを受信して、聞こえた聞こえたと喜ぶだけの受信スタイル。
最初はいろいろ聞くが徐々に特定のジャンルに固定し、
ある程度たつと他の業種の受信は一切しなくなる傾向があるスタイル。
◆ノーマル
ある程度聞くジャンルが決まってきて、そのジャンルの中ではスキャン・サーチなどいろいろな機能を動作させてみたりする受信スタイル。
ジャンルによってはVHF/UHFの並行受信など高度なテクニックを覚えて受信する スタイル。
◆ベテラン
周波数を聞くことよりも未知の新しい周波数を捜すことが楽しくなって、日夜いろいろな周波数をサーチするようになった受信スタイル。
その業種には特にこだわらない。
◆ヘビーユーザー
2台以上の受信機を持ち、同時並行受信、固定、移動受信を行う受信スタイル。
受信業種が特定される場合もあります(消防・航空など)。
◆パワーユーザー
独自の周波数データベースを持ち、パソコンで管理したり、受信機は3台以上持ち、ア ンテナを自宅に複数立てて24時間受信体制が完備している受信スタイル。
受信業種は特定していないか、逆にある分野に精通している。

★盗聴機の周波数を専門に移動受信して楽しむというスタイルは、かなり数のファンがお られるようですが、
他の業種の周波数を聞くという向上性が感じられないこともあって、 ランクには含めていません。
上記各スタイルはそのスタイルに染まるとなかなか違うスタイルに移行しない傾向があ るようです。
できればより深い受信ライフを体験したいただきたく思っています。
ヘビーユーザーランクとまではいかなくとも、ベテランランクのスタイルは一度は体験 していただければと思っています。
だれでも最初は初心者ですが、興味の持ち具合は違います。
なるだけ自分の興味のない分野までの受信を心がけてください。
私も警察無線受信から入って、何でも聞きますし、サーチもスキャンもさせます。
好奇心を持続させることを忘れないようにしてください。




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